2018年11月23日
切ないご相談、案件(1)ガン末期の女性からのご依頼
【プロフィール】 【家族信託とは?】 【相続遺言家族信託勉強会】 【相続 保険活用】 【相続 家族信託 ご照会】 |
元 TohlSIM(女性・カップル居住専用SIM:イベント・ショップ一切禁止)のオーナー、
”Tohl Nakamori”、です。
現実世界で、バタバタしていると^^;、切ないご相談、案件に遭遇することがあります。
今回は、、「ガン末期の女性からの、公正証書遺言作成依頼」のお話です。
静岡にお住まいの、弟さんからのご依頼でした。
70代のお姉さまが、首都圏にご夫婦でお住まいで、お子さまはいらっしゃいません。
旦那さまは、すでに強度の認知症で、施設に入所されていました。
そのような状況で、お姉さまはご自身が旦那さまを見送る覚悟でした。
そんな矢先、ご自身にガンが見つかり、余命数カ月と診断されてしまいました。
お子さまがいらっしゃなくて、親御さまもすでに他界しており、お姉さまご自身が亡くなられると
遺産は、認知症のダンナ様 ⇒ ダンナ様のご兄弟に 引き継がれます。
このご夫婦の財産は、お姉さまご自身ががんばって築き上げたとこのと。
お姉さまご自身は、ほとんど付き合いのないダンナ様のご兄弟に財産が相続されることに
違和感を感じれらたようです。
従いまして、私がご提案した手法は「条件付きの相続」です。
お姉さまの公正証書遺言には、平たく言うと、「すべての財産を、弟に相続させる。但し、ダンナ様の面倒をみること」
としました。
その後、お姉さまが亡くなり、弟さんがダンナ様の世話をして、ダンナ様も生涯を全うされた、
とのことでした。
ちなみに、遺言があれば、兄弟に”遺留分”はないので、これで一件落着となりました。
では。。。また
【プロフィール】 【家族信託とは?】 【相続遺言家族信託勉強会】 【相続 保険活用】 【相続 家族信託 ご照会】 |
トップページへ→セカンドライフ 相続遺言家族信託 静岡 サポート
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。